2026年 イタリアで開催される”ミラノコルティナパラリンピック冬季大会”への出場には、パラリンピックが開催されるまでの期間に行われる世界選手権での成績が大きく関わってきます。日本チームがミラノコルティナパラリンピックに挑む”道”について説明します。

カザフスタンでの世界選手権、日本チームの応援をしていました。優勝できて良かったですね。嬉しいです。

ありがとうございます。たくさんのご声援を頂きましてありがとうございました。優勝したことでB-poolからA-poolに昇格となりました。

世界選手権で優勝しA-poolに昇格したとなると、次のミラノコルティナパラリンピックには出場決定ですか?

いいえ、実は、ミラノコルティナパラリンピック出場までには、まだまだ長い道のりの途中なのです。

ミラノコルティナパラリンピックに出場するための道のりは、どのようなものなのですか?

まずは世界ランキングの維持が大切です。次に開催される世界選手権で8カ国出場中6位以上を確保しなくてはなりません。
2024年世界選手権A-pool *1
⬇︎ 8カ国出場の中、6位以上がA-pool残留。下位2カ国はB-pool降格。

充分な準備をし2024年世界選手権A-pool挑んだのですが、残念ながら日本チームは8位の成績となってしまい、目標であったA-poolへ残留することが出来ませんでした。

では、今後日本チームがミラノコルティナ大会へ出場するためには、どのような手順になりますか?

2025年世界選手権B-poolに出場し上位の成績を残す必要があり、続いてミラノコルティナ大会最終予選でも上位の成績を残す必要があります。これからは決して負けられない試合が続くことになります。
2025年世界選手権B-pool *2
⬇︎ 出場国のなか、上位国が最終予選出場権獲得。
2025年ミラノコルティナ大会最終予選 *3
⬇︎ 出場国のなか、上位国がミラノコルティナ大会出場権獲得。
2026年冬季パラリンピック ミラノコルティナ大会

2025年5月の世界選手権A-pool(アメリカ バッファロー)で、5位までのチームにはミラノコルティナ大会の出場権が与えられます。
2025年世界選手権A-pool
⬇︎ 8カ国出場のなか、5位以上がミラノコルティナパラリンピック大会出場確定となります。
2026年冬季パラリンピック ミラノコルティナ大会

なるほど。日本チームは2025年世界選手権B-poolで上位を確保し、最終予選でミラノコルティナ大会への出場枠を確保する必要があるのですね。ミラノコルティナパラリンピック出場まで応援し続けますね。

ありがとうございます。変わらぬご声援をお願いします。頑張ります!

現在の世界ランキンは以下の通りです。世界選手権後に順位が変動します。
*1開催日、場所は (2024年5月カナダ・カルガリー 2024 Worid Championships A-Pool ) *2開催日、場所は未定 *3最終予選 開催日、場所は未定 *2,*3情報2025年4月現在
**開催国であるイタリアには出場権が既にあります。従って後の最終予選へ出場するチーム数が変動することもあります。