2025ジャパンパラアイスホッケーチャンピオンシップ予選 第2日目 総評

【2025ジャパンパラアイスホッケーチャンピオンシップ】

<DAY2>

「2025 ジャパンパラアイスホッケーチャンピオンシップ」は11日、予選リーグが行われ、日本代表は韓国と対戦。GK小林寛明選手が国際戦デビューを果たしました。第1ピリオド、1人多いパワープレーのチャンスを得ますが、一瞬のスキを突かれて韓国にパックを奪われ、逆に先制点を決められてしまいます。その後、2点を追加されて迎えた第2ピリオドには、再び韓国の反則で5人対4人の数的有利の状況を作り出しますが、ここでもショートハンドゴールを許してしまいました。

リズムを作りきれないまま試合終盤を迎えた日本代表。残り3分、伊藤樹選手が相手のマークがずれた一瞬を見逃さずゴール前に鋭いパスを送り、これを新津選手和良が叩きこんで得点。最後に意地を見せました。新津選手は「絶対にあきらめないという気持ちでプレーしていたら、チャンスが巡ってきた。最後に決められてよかった」と話しました。

 

初日のイタリア戦、今日の韓国戦とも日本代表は宮崎遼アシスタントコーチが指揮を執っています。韓国戦ではFW登録の伊藤選手をDFで起用しました。宮崎コーチは「本人も後ろから広い視野を持ってプレーすることで、課題に気づいたようだった。彼にとってこの経験は必要だったと思う」と語り、「ミラノパラ前の大事なシーズンを見据え、今大会はたくさんチャレンジをしたい。全力で挑んだ結果の失敗には意味があるので、次につなげたい」と、言葉に力を込めました。

■スコア■

(第1試合)

日本 0-0-1=1 (G#5新津、A#10伊藤、#24須藤)

韓国 3-2-1=6

(第2試合)

イタリア 1-2-2=5

MAX 0-0-0=0

■12日(日)の試合予定■

14:00 日本×MAX

17:00 韓国×イタリア

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