理事長のご挨拶

 

 平素より、日本パラアイスホッケー協会の活動にご理解とご協力を賜り、心より御礼申し上げます。

 当協会は、競技普及や競技力の向上を目的として1999年に発足した日本身体障害者アイススポーツ連盟スレッジホッケー委員会を前身とし、「一般社団法人日本アイススレッジホッケー協会」名で2016年に法人格を取得したのち、国際パラリンピック委員会における競技名称変更に伴い、2017年7月に一般社団法人日本パラアイスホッケー協会と名称を改め、今日に至っております。

 パラアイスホッケーは、1994年リレハンメル大会からパラリンピックの正式競技に採用されており、現在では冬季パラリンピック大会の花形競技となっています。日本においては、1998年長野大会に向けて1993年にノルウェーから講師を招き、講習会を行ったことに始まります。障害者スポーツの中で唯一、身体への攻撃(ボディチェック)が認められている「氷上の格闘技」と呼ばれる非常に激しいスポーツで、その激しさとスピード感、ゲーム展開の面白さから、世界中で多くの人々を魅了し続けております。

 日本が銀メダルを獲得した2010年バンクーバー大会以降、世界各国の競技力は飛躍的に向上し、世界との競争は非常に厳しい状況になっています。特に、若い選手が多い北米には競技人口が2千人以上いるとのことで、その選手層の厚さは計り知れないものがあります。日本においても少しずつ競技人口が増えてきてはおりますが、まだまだ認知度は低く、全国的なアイスリンク不足という環境も相まって、思うような活動ができていないのが現状です。

 この状況を打ち破って次のステージに進むため、これからも多くの皆さまのお力をお借りしながら、普及活動や競技力向上など私共の役割をしっかりと果たしていきたいと考えております。

 どうか、今後ともあたたかいご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

 

敬具

2020年6月1日

一般社団法人日本パラアイスホッケー協会

理事長 中北浩仁